おっさんの例として

堀ちえみさんのがん公表から今日手術を受けられたとの報道受けて、どこにもこれがっているような、おっさんの例として記録。

左奥歯の歯科治療後から舌側部の違和感を感じ、通勤途中の口腔外科医に通院したことから始まりました。自分の勝手な判断からは、治療時の詰め物(合金?)に舌が触れて軽い金属アレルギー反応でも起こしているのではないだろうかと信じ切っていました。

しかし診察時に指摘されたのは、TCH(歯列接触癖)。無意識に上下の歯が接触し続けていたり舌を歯に押しつけてしまう癖だとのこと。確かに自分では普通のように感じていたことが悪癖の一種だったのか?。といいつつも半分納得したようなできないような。それともう一つ言われたのが、軽い「白板症」らしきものが見られる。いわゆる前癌症状の一つなので注意してくださいとの診断。それ以降も、月一程度の定期的診察してもらいつつも、大したことではないだろうとの気の緩みで喫煙・飲酒は従来どおりの習慣を続けていました。

そんなことが1年近く。ただし終わり頃には違和感のあった左側部ではなく、反対の右側部を診察時に気にされていることになんだかなぁと思いつつ。で、急に「総合病院への紹介状を出しますね」との説明に従うしかない。結果として、総合病院の口腔外科では判断できないとのことから、即、同院内の耳鼻咽喉科に移っての右側部組織の病理検査・・・あっけなくも「扁平上皮癌」との診断。

そこから、さらにがんセンターへの紹介受けるに及び、総合病院で手に負えないんじゃもしかしてこれはもう・・・との恐怖心(病院の説明では、「手術用機器がメンテ中なんで・・・[疑る私]・・・」)。幸いというか専門医の先生の最診察で、手術はしなくてはならないが、他組織からの移植を必要とする程ではなく、他への転移はないだろうとの診断(ステージ1)を受けて入院・手術となったのでした。

最初の違和感というのは、口内炎など痛いというまでには至らないものの、すこしヒリつくような違和感といった程度だったので、もしかしたらあのとき諦めて通院するのをやめていたらどうなっていただろうかと思うと冷や汗が出てくる。なにせ、診断される半年前の人間ドックでも異常な数値が全く無かったので。

指摘されたTCH・喫煙・ウィスキーをストレートであおるような飲酒・ストレスフルな毎日・・・自身は意識しなかったけれどかなり負担かけていたのだと思う。今後も再発や転移がないか定期的な診察を受け続けるでしょう。

11時間に及ぶ手術、無事終えられたとのこと。まずはゆっくり回復されることをお祈りしたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください