mbedをUSBに繋げて、ブラウザ上でごにょごにょするのも出来合いのパッケージなのでできて当然。
今度は同じARMプロセッサの仲間「LPC1114FN28」を繋げてやってみました。
実はmbedに手を出したのは、Software Designで連載されている「秋葉原発!はんだづけカフェなう」の記事で、ブレッドボードに挿せるDIPパッケージがmbed.orgの開発環境で使えるということを読んだのが始まり。
古い人間なので、表面実装の細々な薄いタイプよりも無骨ないかにもという外観にそそられてしまった。(玄人衆のサイトでは、このサイズは不評みたいですが)。
PCとの接続は、本誌にブレッドボードスケッチが載っているのをそのまま踏襲。
PCとの接続は、秋月で売っているFT232RL(USB-シリアル変換モジュール、950円也)を使用。Arduino互換ボード作るときに買っておいたものが部屋に転がっていたので、今回はLPC1114FN28以外はあらためて買う必要はなし。マルツで検索してみると価格110円/個。32bitマイコンなのにワンワンコインで買える時代になるとは。
コンパイルはmbed.orgサイトで対象デバイスを変更するだけなのでお手軽。
作成されたバイナリファイルの書き込みは、一応万年素人Linux使いなので、Ubuntu上でやってみることに。dp14とdp28にこれも適当にLEDを見繕って接続して、初歩のチカチカプログラムを作成しました。
緊張しつつUSBポートに接続してみると、/dev/ttyUSB0で認識されているようなので一安心。
ただしグループパーミッションをみると
crw-rw—- 1 root dialout 188, 0 *月 ** **:** /dev/ttyUSB0
となっているので、/etc/groupを変更して、一応reboot。
再び接続を確認。
バイナリファイルの書き込みは「lpc21isp」というツールを使うらしい。
とりあえずはapt-getで見つかったパッケージをインストール。
書き込む際の処理は、こちらを参照。
lpc21isp -bin hoge_LPC1114.bin /dev/ttyUSB0 115200 12000
ゴニョゴニョとメッセージが出てきて、なんとか書き込みは完了。