娘から部屋が欲しいとの嘆願を受け、ついに家を・・・なんてことはまだしばらくはないし。結局は物置と化している自分の部屋を明け渡すことにした。
と、簡単に言えるほどではなく、学生時代からため込んだ宝(ゴミ)の処理。教科書類、ゼミのメモ類、卒論資料、古いPC関連物、雑誌の創刊号コレクション、etc.、もはや家族からは厄介者扱いされていた。
いつかは処分しようとは思っていたのだが、どこかの国の如く先送り状態だったので、これも一つの機会だろうということで、選り好みせず廃棄処分する。はじめは何とも言えないやるせなさがあったが、最後はかえって体の垢が落ちたようでかえってさっぱりした。
丸一日かけ、ほとんどのものは片づき、元の空間に戻る。親から与えられたこの空間が、これからは子供らの品で埋まっていくだろう。